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1935年創業の日本の革ジャンメーカーカドヤ。本社工場ヘッドファクトリーから生み出されるプロダクト、オーダーメイド、リペア、カスタムの仕様や製作過程、レザーやライダースジャケットにまつわるエピソードなどを発信。「日本のものづくりと職人の拘り」を綴ったブログです。

HUMANS AND TOOLS

年に一度の浅草の一大イベント「三社祭」が先週行われました。

毎年 この三社祭が終わると 五月も残すところわずかとなり
季節が春から夏に移っていく様を感じます。


さて、三社祭の日の出勤・・・

私たちは どんな環境であれ目の前にある製品と真剣に向き合い
作業を行います。

・・・なのですが この日に限っては神輿が近づいてくると お囃子や太鼓の音
掛け声・・・その熱気は本社工場のある7階にもビンビン伝わってくる訳で

「イケナイ・・・集中、集中」と思っていても なんだか ソワソワしだし
結局のぞいてしまう事に・・・


nkm73a.jpg


7階のベランダから見下ろすと この光景。
人、人、人、そして熱気。 圧巻です!!


今年は久々に この日が出勤ではなかったので 写真は数年前のものですが
本年も盛り上がりを見せていたようです。



なので体感できず どこか寂しい気もしますが
今回は賑やかな浅草を離れ 別の街に出かけることに。

その途中、革ジャン作りに欠かせない道具の1つ「喰い切り」を探すために少し寄り道。

結果 良い物は見つからず・・・


と言うのは 10年以上使用していた喰い切りの刃が欠けてしまい
まだ使えるものの そろそろ交換時だと思い 新たに2回買い換えたのですが
切れ味やグリップ感など・・・どうも しっくりこないのです。

結局のところ 手に馴染んだ刃の欠けた喰い切りを今も使っている次第。


nkm73b.jpg



新しい物を手にした時、最初は違和感があっても徐々に慣れてゆくものですが
道具との相性って やっぱりあるんだなぁ・・とつくづく思います。
バイクにも言えることですね。


そう言えば 話は変わりますが 先日、テレビで興味深い特集を見ました。

「人類はどのようにして誕生したのか?」といった内容。


他の動物に比べ 牙は退化し 強靱な筋力もなく 足も速くない
ひ弱な二足歩行を始めたばかりの類人猿

それなのに 猛獣や自然の脅威からどのように身を守り 生き抜いてきたのか??


最大の進化は知恵を身につけ 道具を使い始めた事です。

分っていた事ですし 上手く説明できませんが とにかく感動!!

今日 当たり前のように使っている道具と人間の関係性・・・考えさせられます。



nkm73c.jpg


どんな物でも手先の延長であるツールは自分に合ったものが1番。
そうなると愛着がわき 自然と大切に使う気持ちが芽生えるのではないでしょうか?

喰い切りは あせらずじっくりと探すことにします。


【中村】 


2018-05-25 : 未分類 :
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プロフィール

head factory

Author:head factory
創業1935年、日本の革ジャンメーカー浅草カドヤ。本社工場ザ・ヘッドファクトリーでは、職人それぞれが一人一着縫いにて既製品の製作、オーダーメイド、カスタム、リペア、そして製品管理を行なっています。
所在地:東京都台東区西浅草3-29-21 株式会社カドヤ本社ビル 6F/7F

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