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1935年創業の日本の革ジャンメーカーカドヤ。本社工場ヘッドファクトリーから生み出されるプロダクト、オーダーメイド、リペア、カスタムの仕様や製作過程、レザーやライダースジャケットにまつわるエピソードなどを発信。「日本のものづくりと職人の拘り」を綴ったブログです。

お手入れ

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こんにちは、原田です。

昨年の中旬頃から、年が明けて現在まで
気のせいでしょか、、歳を取ったせいでしょうか、、、
私、毎日本当に寒い思いをしております。

実際、天気予報などでも、東京地方
最低気温-1℃、最高気温6℃とか、、
やっぱり例年より寒い気がしてますが

皆さんは、如何お過ごしでしょうか。


さて今回は
私の普段愛用しております革ジャンのお手入れについて
お話しさせて頂きます。

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これは、セルフオーダーの革ジャンです。
10年以上着ています。
革本体、裏地、金属パーツなど
今のところ全く問題はありませんが

やはり10年も着ていると
革の表面や各パーツのヘリ折り部分に
大分擦れ傷がついてきます。

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よっぽど、ブラックの補色クリームで
色をのせたいところではありますが

そこはやはり、作り手の使命
経年変化の行方を観察するため、オイルアップのみで済ませます。

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寒いと革の表面も硬くて冷たく
オイルもスムーズにのびてくれず
量の割りにムラが出てベタベタし
綺麗に仕上がらないので

私はストーブの前にしばらく
革ジャンとオイルを置いて温めます。

温めている間にブラッシング。
オイルを塗る作業は結構雑だったりするのですが
縫い目やZIP まわり、ポケット口などなど
ホコリや汚れがたまっているような箇所は
丁寧にブラシをかけます。

ブラッシング中に革全体の状態を確認し
重点的にメンテナンスするポイントをチェック。
そして、ササッとオイルを。


私の革製品との付き合いは
オートバイを乗り始めた18歳の頃からですから
かれこれ30年になりましょうか。

その当時は新品の革ジャンなど買える余裕がなく
古着屋で手に入れた革ジャンを着ておりましたが
お手入れの仕方など全く知らないもんですから
オイルアップもしなければ
雨で濡れれば天日干しでバリバリに、、
なんてことの繰り返しで
せっかく気に入って着用していた物たちが長持ちせず
痛い思いを経験しながら現在に至り。

今では各メーカーさんやメンテナンス本などが
かなりしっかりとしたお手入れ方法の基礎をご提示しておりますが
私の場合、未だに我流と言いますか
適当に、自分にしっくりくるやりかたで。

とは言え
長年の経験で出た結論としては
あまり神経質に気を使い過ぎずに、でも
状態だけは常に把握しておくこと、です。

乾燥によるひび割れや引き裂け
カビ対策のみならず
毎日のバイク通勤や仕事の作業中で使用するブーツなどは
気付かぬ内に傷が入り
酷い時には銀面の革が大きくベロンとめくれた傷なども。。

そんなショッキングな傷も剥がれたてのホヤホヤであれば
床面どうしが綺麗なので木工ボンドを塗り、ヘラなどでピタッと押し付けてやれば
後でどこが傷だったのか分からないほど綺麗にくっ付いてくれたり。

とにかく
普段マメにお手入れせずとも
異変に気付いた時に
放置せず、即対処すること、が重要かと思います。

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結局、
気を使っていないようで
いつもコイツが気になってます。。。


【原田】
2018-01-12 : 未分類 :
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プロフィール

head factory

Author:head factory
創業1935年、日本の革ジャンメーカー浅草カドヤ。本社工場ザ・ヘッドファクトリーでは、職人それぞれが一人一着縫いにて既製品の製作、オーダーメイド、カスタム、リペア、そして製品管理を行なっています。
所在地:東京都台東区西浅草3-29-21 株式会社カドヤ本社ビル 6F/7F

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