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1935年創業の日本の革ジャンメーカーカドヤ。本社工場ヘッドファクトリーから生み出されるプロダクト、オーダーメイド、リペア、カスタムの仕様や製作過程、レザーやライダースジャケットにまつわるエピソードなどを発信。「日本のものづくりと職人の拘り」を綴ったブログです。

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新素材、オイルドヴィンテージステアを初採用した今季のニューモデル「AVDJ

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モデルは身長 180㎝ 体重 63kg

Lサイズを着用しています。

インナーは厚手のセーターを着込み、ジャストサイズ。


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普遍のスタンダード「Dポケットダブルライダース」をヘッドファクトリーの解釈で構築しています。

ご紹介の前に早速、少し脱線します。


1800年代後半、自動二輪車と飛行機の開発は、ほとんど同時に進んでいました。

技術面、経済的なしがらみから、内燃機関、二輪の進歩は一手先を行くことになります。

しかし、のっぴきならない事情(もっぱら戦争)により飛行機開発の方向へ開発のエネルギーは傾倒し、二輪開発は一時頓挫を余儀なくされる事に。

オートバイ開発で培われた技術は惜しげも無く飛行機製造に注入され、同時に乗組員用の衣類「ミリタリーウェア」にも国の資金は導入され続けました。


その後しばらくして、オートバイがポピュラーになり始めると、ライダースジャケットという概念すら存在しなかった1900年初頭、当時の「バイク乗り」の中で、革製の飛行服に着目し流用する人達が現れます。

この時期、一気に加速する二輪産業と共に、オートバイ用に専用設計されたレザーウェア「モーターサイクルジャケット」 所謂ライダースジャケットが誕生するのでした。


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当時はやはり、飛行服「アビエイタージャケット」をルーツにしたデザイン、というか機能的レイアウトを施したものが主流で、とりわけ象徴的なのはポケットの仕様といえます。


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Dポケットの名の通りDの形をしたアウトポケットは、アビエイタージャケットからの影響を色濃く残しているものの、機能的で合理的かつシンプルなルックスは、誕生から一世紀が経とうとする今も尚、全く色褪せない普遍性をもったディテールです。


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「AVDJ」は、古き良きアビエイタージャケット、Dポケットライダースなどに見られる象徴的な構成、エポレットやフロントベルト、チンストラップなどの装飾性の高い作り込みを継承し、シンプルに徹した全体バランスを構築することで、骨太でマッチョな印象が強いDポケットダブルライダースをスマートシンプル、そしてジェントルに仕上げています。




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極少量ずつではありますが、KADOYA直営店に並び始めました。

動きやすく美しいシルエット、オイルドヴィンテージステアが醸し出す豊かな風合い、

モーターサイクルジャケットの歴史と進化を、是非店頭でお確かめ下さい。


【市島】

2017-11-24 : プロダクツ :
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プロフィール

head factory

Author:head factory
創業1935年、日本の革ジャンメーカー浅草カドヤ。本社工場ザ・ヘッドファクトリーでは、職人それぞれが一人一着縫いにて既製品の製作、オーダーメイド、カスタム、リペア、そして製品管理を行なっています。
所在地:東京都台東区西浅草3-29-21 株式会社カドヤ本社ビル 6F/7F

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