1935年創業の日本の革ジャンメーカーカドヤ。本社工場ヘッドファクトリーから生み出されるプロダクト、オーダーメイド、リペア、カスタムの仕様や製作過程、レザーやライダースジャケットにまつわるエピソードなどを発信。「日本のものづくりと職人の拘り」を綴ったブログです。

Blowin' in the Wind


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何年も前からひそかに気になっていたアイテム、パンチングレザーのグローブを買ってみました。

本店スタッフに頭を下げて、今までに何度試着させてもらったことか。
以前は、穴の開いた革に素材としての抵抗感を持っていましたが、道具として見てみると段々魅力的に見えてきて、もうそうなると駄目ですね、物欲をおさえられません。



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手首部分に備えられたアジャストベルトはフィット感を高める為だけではなく、もしもの転倒時アスファルトに引っ張られてグローブが外れてしまわないための重要な役割を果たします。


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手のひら側の必要部分には摩擦による革の劣化を補うためにスエード革が縫い込まれています。
安全性と走行時の疲労を軽減させるために薄いスポンジが内装されています。

スポンジを押えるクロスステッチが、道具感を醸し出して見えるのは僕だけでしょうか。
よく見ると指の側面には通気穴が何点か開けられていて、この通気穴とスエードのクロスステッチが僕の物欲にとどめを刺しました。

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しばらくの間は慣らし期間になる新品のグローブ、真新しい革にはコシがあり、手を入れたときの新鮮な感触は暫くぶりです。
中綿でボリューム感があるウインターグローブに比べてタイトにフィットする綿無しグローブは、革の手応えがダイレクトに伝わってきます。

一本一本指を押し込み、ギュ~っと拳を握って28カ所にも及ぶ関節部分の革を無理矢理なじませて、まんべんなく両手にフィットさせると心地いい緊張感が沸いてきます。



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ここのところ全国的に大気は不安定ですが、残暑は今年も長く厳しくなるようですね。

風の通りをハッキリと感じられるパンチングレザーは、まだまだ活躍してくれそうです。


【市島】
2016-08-26 : 未分類 :
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プロフィール

head factory

Author:head factory
創業1935年、日本の革ジャンメーカー浅草カドヤ。本社工場ザ・ヘッドファクトリーでは、職人それぞれが一人一着縫いにて既製品の製作、オーダーメイド、カスタム、リペア、そして製品管理を行なっています。
所在地:東京都台東区西浅草3-29-21 株式会社カドヤ本社ビル 6F/7F

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