1935年創業の日本の革ジャンメーカーカドヤ。本社工場ヘッドファクトリーから生み出されるプロダクト、オーダーメイド、リペア、カスタムの仕様や製作過程、レザーやライダースジャケットにまつわるエピソードなどを発信。「日本のものづくりと職人の拘り」を綴ったブログです。

HF LINE-UP MODEL

TH 2017 12 08 0030

バイク乗りには寒さが身に沁みる季節ですが、、
皆さん
バイク、乗ってますか!

さて、革ジャンシーズン真っ只中
改めまして今回は
HF LINE-UP MODEL を
各カテゴリーに分けて、ご紹介させて頂きます。

TH 2017 12 08 0022

〈アメリカンシリーズ〉

AS-1 VS (ヴィンテージステア)
AS-2 VS (ヴィンテージステア)
AW-1 VS (ヴィンテージステア)
AW-C VS (ヴィンテージステア)

写真のモデルは AS-2 VS です。

HF 既製品モデル生産が始まってから現在まで
革素材及び若干のパターンが変更があったものの
AS-1 VS、AW-1 VSは初年度より継続生産されている
ロングセラーモデルとなります。

サイズ感はレギュラーフィットとなります。

シンプルなデザインのスタンダードモデル。
HF ラインナップの中で
最もポピュラーで多くの方に馴染み易いシリーズです。

着始めは固い印象もありますが
ワンシーズンも着て頂ければ
しっかりと体に馴染み
シボの無いスムースな表面に
しっかりとしたアタリジワが出て
お客様個々の癖が個性的に際立ってまいります。

不動の人気を誇るモデル群です。

TH 2017 12 08 0023

〈メリデンシリーズ〉

MERIDEN TROPHY MODEL-0 (ヴィンテージステア) 
MERIDEN BONNY MODEL-0 (ヴィンテージステア)
MERIDEN SPEED TWIN MODEL-0 (HF-GOAT)
MERIDEN SPEED TWIN (オイルソフトステア)

写真のモデルは MERIDEN BONNY MODEL-0 です。

HF 全モデルの中で
最もタイトなボディーラインとなる
スタイリッシュなシリーズです。

あらゆる装飾を排除した
シンプルなデザイン。

シングル、ダブル、セミダブルのパテッド仕様
モデルコンセプトに合わせ、革素材も異なり
タイトなシルエットながら
個性はそれぞれです。

お好みによって選んで頂ければ、と思います。

TH 2017 12 08 0004

〈ミリタリーシリーズ 〉

N-3B LEATHER (ドラムダイ)
N-1 (HF-GOAT)
DE-MOD (HF-GOAT)

写真のモデルは、N-3B LEATHER です。

N-3B LEATHER と N-1 は
皆様ご存じのとおり、ミリタリーウェアの定番ですが
細部に渡り、カドヤ流のバイクウェアにモディファイされています。
そして DE-MOD は、ミリタリーの飛行服とバイクコートをミックスし
アレンジしたカドヤオリジナルデザインのモデルです。

いずれのモデルもコンセプトは防寒着
サイズ感はレギュラーフィットとなっています。

革素材、裏地など各部仕様は異なりますが
襟元やフードにはそれぞれ
ムートンやコヨーテのファーが縫い付けられ
また裏地には、しっかりと空気層を確保出来るスペックのものをセレクトしており
袖口のリブニット、ウェストのドローコード、着脱仕様のライナーベストなど
モデルにより防寒装備に特徴を設けております。

正に今からの寒く冷えるシーズンに向けて
お薦めのモデルです。

TH 2017 12 08 0040

〈HF-DEER シリーズ〉

FLAT TRACK RACER (HF-DEER)
EARLY SPRINTER (HF-DEER)
EARLY SPRINTER MD-1 (HF-DEER)

写真のモデルは、EARLY SPRINTER MD-1 です。

柔らかくてしなやか。
優しく体を包み込んでくれる独特の天然素材の風合いを持つ HF-DEER。
通気性が良いのも革の特性ですので
その着心地を存分に味わって頂ける様
裏地を装備しないモデルもご用意しております。

サイズ感はレギュラーフィットです。
デザインはシンプルなシャツジャケット。
春先などはTシャツの上にサラリと羽織り
冬などには防寒ナイロンジャケットなどのインナーシャツとして
着てみてはいかがででしょうか。



そして
いずれのカテゴリーにも属さない
一匹狼のモデル

TH 2017 12 08 0024

BRMJ (HF MINKLE)

HF MINKLE は
引っ張り、引き裂き、摩擦、染色など
多角的に堅牢度が高く
レーシングスーツに使用される
MFJ公認の優れた素材です。

表面の凹凸のあるシボ感と
肩、肘に外当てで縫い付けられた
パテッドがワイルドでスパルタンなモデル。

ですが、こちらのモデルも
デザインは至ってシンプル
装飾を排除し、機能美を際立たせております。

サイズ感はレギュラーfフィットです。

TH 2017 12 08 0020

AVDJ (オイルドヴィンテージステア)

最後になりました。
こちらは、2017.AW HF-NEW MODEL です。

革、裏地のコットンキルティングなど
新規に採用した素材で構成されており
特に、この存在感のある
重厚な見た目の印象から異なり

馴染みの良い着心地感と
新品時からアジのある独特な風合いにより
きっと、お客様の所有欲を満たしてくれることと思います。

サイズ感は、やや細身となっております。




12月に入り、「寒い、寒い、、」
などと,ぼやきながら
寒さに気をとられていると
もう年末はすぐそこに。。

「今年こそは、1着満足できる革ジャンをゲットしたい」
とお考えの方は、是非カドヤへ!!

お客様のお好みに合わせ、様々なモデルをご用意しております。

お客様のご来店
心よりお待ちしております。


【原田】
2017-12-08 : プロダクツ :
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AVDJ

新素材、オイルドヴィンテージステアを初採用した今季のニューモデル「AVDJ

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モデルは身長 180㎝ 体重 63kg

Lサイズを着用しています。

インナーは厚手のセーターを着込み、ジャストサイズ。


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普遍のスタンダード「Dポケットダブルライダース」をヘッドファクトリーの解釈で構築しています。

ご紹介の前に早速、少し脱線します。


1800年代後半、自動二輪車と飛行機の開発は、ほとんど同時に進んでいました。

技術面、経済的なしがらみから、内燃機関、二輪の進歩は一手先を行くことになります。

しかし、のっぴきならない事情(もっぱら戦争)により飛行機開発の方向へ開発のエネルギーは傾倒し、二輪開発は一時頓挫を余儀なくされる事に。

オートバイ開発で培われた技術は惜しげも無く飛行機製造に注入され、同時に乗組員用の衣類「ミリタリーウェア」にも国の資金は導入され続けました。


その後しばらくして、オートバイがポピュラーになり始めると、ライダースジャケットという概念すら存在しなかった1900年初頭、当時の「バイク乗り」の中で、革製の飛行服に着目し流用する人達が現れます。

この時期、一気に加速する二輪産業と共に、オートバイ用に専用設計されたレザーウェア「モーターサイクルジャケット」 所謂ライダースジャケットが誕生するのでした。


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当時はやはり、飛行服「アビエイタージャケット」をルーツにしたデザイン、というか機能的レイアウトを施したものが主流で、とりわけ象徴的なのはポケットの仕様といえます。


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Dポケットの名の通りDの形をしたアウトポケットは、アビエイタージャケットからの影響を色濃く残しているものの、機能的で合理的かつシンプルなルックスは、誕生から一世紀が経とうとする今も尚、全く色褪せない普遍性をもったディテールです。


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「AVDJ」は、古き良きアビエイタージャケット、Dポケットライダースなどに見られる象徴的な構成、エポレットやフロントベルト、チンストラップなどの装飾性の高い作り込みを継承し、シンプルに徹した全体バランスを構築することで、骨太でマッチョな印象が強いDポケットダブルライダースをスマートシンプル、そしてジェントルに仕上げています。




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極少量ずつではありますが、KADOYA直営店に並び始めました。

動きやすく美しいシルエット、オイルドヴィンテージステアが醸し出す豊かな風合い、

モーターサイクルジャケットの歴史と進化を、是非店頭でお確かめ下さい。


【市島】

2017-11-24 : プロダクツ :
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OILED VINTAGE STEER

数年前にヘッドファクトリーで取り扱いを始めました「HF-GOAT」
その軽さと風合い豊かな表情でご好評を頂いております。

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今となっては、定番素材のヴィンテージステアと双璧をなす活躍ぶりで、多くの方々からお選び頂いておりますが、立ち上げ当初は素材を自由に選択できるセレクトオーダーにおいてもまだそれほどゴートを選択される方は見受けられませんでした。


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1.8mm厚クラスの極厚ステアハイドがヘッドファクトリーの定番として君臨していた当時、なんとか軌道に乗るまでは落ち着かない日々を過ごしたものですが、それでもゴートの特性がライダースジャケットに向いている事は絶対に伝わる、ご満足頂けると信じていました。



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更にさかのぼると、ヘッドファクトリー立ち上げから暫くして取り扱いを始めた「ヴィンテージステア」

それまでの素材選びは、とにかく強度に重点を置き、厚みや引き裂き引っ張り堅牢度、摩擦、対日光堅牢度、染色堅牢度、兎にも角にも強度、強度、強度に傾倒していたのですが、いや、ライダースジャケットの魅力、革の魅力はそこだけじゃないだろうと一旦足を止め、ではどのような革を開拓するべきなのか、そして辿り着いた素材、それがヴィンテージステアです。

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強度を保ちつつの雰囲気作り、経年変化の醍醐味。

幸運な事に、当時の我々の考えとリンクするタンナーとの出会いに恵まれ、試行錯誤を繰り返し作り上げられました。

お陰様で、多くのお客様からご支持を頂戴して今に至ります。



そして今冬、満を持して新しくラインナップに加わった新素材「オイルドヴィンテージステア」

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ヴィンテージステアと同じく北米産の原皮を使用しています。

革は生ものですので、同じ牛革でも産地によって個性は微妙に異なります。 年々ステアハイドを取り巻く流通背景は難しくなる傾向にあるのですが、北米産ステアハイドにしか出せないニュアンスがありますので、ここは拘ってやり繰りしています。

鞣しの途中段階でクロムの一部を抜き、後にタンニンを注入する脱クロ混合鞣しはそのままに、オイル分を調整する事で粘りけのある柔軟性を作り出しています。

更に拘っているのは、表面のシボ加減で、この表情は従来のスムースレザーであるヴィンテージステアとは全く異なる野性味を帯びています。

このシボ感を作り出す工程は、ゴートのそれとは違う方法を用いるのですが、使う素材、最終イメージによってタンナーは様々な方法を使い分けて1枚1枚仕上げるのです。

ですから、こちらの目指すイメージをしっかりとタンナーに伝えられるのか、そもそもその明確なイメージがあるのか、そしてそのイメージを共有する熱量が受け手にあるのか否か、そこが本当に勝負所で、このプロセスはヘッドファクトリーオーダーメイド製作と全く同じだと思います。


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オイルドヴィンテージステアの厚みは1.3~1.4mmで、ヴィンテージステアよりもコンマ1~2mmほど薄く仕上げています。

新素材の立ち上げで目指したものは「ヴィンテージステアの風合いを継承しつつ、着始めから馴染む革」でしたので、油による粘りけ、シボ出し工程で得られる柔軟性の向上、そして厚みの調整、これらのバランスにより実現しています。

画像は今期の新作モデル「AVDJ」

オイルドヴィンテージステアを初めて採用したニューモデルです。

長くなってしまいますので、AVDJのご紹介はまたの機会に触れさせてください。

ニューモデル、新素材、気になる方は是非、店頭でのご確認を!


【市島】
2017-10-27 : プロダクツ :
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MERIDEN BONNY / MODEL-0

9月に入ってからは日中の酷暑から解放され
特に朝晩は大分涼しくなり、過ごしやすい季節になってまいりました。
いよいよ秋のツーリングシーズン
そして革ジャンシーズンの到来です。

今回は、HF LINE UP MODEL
〈MERIDEN SERIES〉 BONNY MODEL-0 をご紹介致します。

TH 2017 09 15 0100

こちらは、本店スタッフ浅野くんのオーダー品で
部材類など、細部の仕様は異なりますが
正規モデル同様
VINTAGE STEER 仕様です。

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新品時にはシボ感が目立たないフラットな銀面(革の表面)が
着込むことで体に良く馴染み、部分的にシボが現れ
メリハリの効いたアジのある表情へと変化しております。

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染料仕上げにより革素材本来の風合いを引き立たせ
底艶のある透明感が特徴の VINTAGE STEER 。
クロームとタンニンの混合鞣しにより
風合いと強度の持ち味を両立させております。

ハリ、コシがしっかりと備わり
着始めは体を締め付けるように
「ギシギシ」とキシクリ音を奏でますが
着込むことで体に良く馴染み
フィット感と共に、非常にメリハリのある美しい表情へと変化します。








TH 2017 09 15 0102

一方こちらは、HF-GOAT仕様となります。

部材類など、正規ラインナップモデルとは各所仕様が異なりますが
モニタリングサンプルとして、開発期間中から現在まで着続けておりますので
こちらも先程の VINTAGE STEER 仕様と同様に
経年変化による革の風合いがしっかりと出ております。

TH 2017 09 15 0103

腕は特に肘内まわりを中心に
ボディー全体の中でも一番顕著にアタリ皺の出る場所です。

HF-GOAT 独特の凹凸感のある銀面のシボが
アタリ皺によって、更に立体感を際立たせております。

VINTAGE STEER の表情と比較して
全体的にとてもワイルドな雰囲気が出ています。

TH 2017 09 15 0003

ゴートスキンは強靭な繊維組織で軽量
そして表面の摩擦強度も同時に兼ね備えており
ライダースジャケットに非常に適した素材ですが

HF-GOAT は更に一歩踏み込んだ開発を
信頼のおける協力タンナーと共に行っております。

原皮の持ち味
野性的で自然な表情を引き出すシュリンク加工により
独特なシボ感を表現し

混合鞣しにより
粘りのある引き締まった感触となり
風合いと強度のバランスのとれた仕上がりとなっております。

ハリ、コシがしっかりと備わっていながら
着始めより、すこぶる馴染みが良く
とにかく他の革素材と比較して軽いのが最大の特徴ですので
着心地抜群です。

TH 2017 09 15 0200

VINTAGE STEER と HF-GOAT
革の表情、感触、着心地、経年変化などなど、、
それぞれ異なった特徴を備えておりますので
お客様のお好みで選んで頂ければ、と思います。

HF-GOAT 仕様のBONNY MODEL-0 は
元々、直営店別注で極少量発注にて展開しておりましたので
ご存じない方も多くいらっしゃると思いますが
ご好評につき、今シーズンは発注数が増えましたので
気になる方は是非、お早めに!

ご来店の際は、まず
各モデル、各サイズ、在庫状況及び
欠品の際は入荷時期、ご予約、お取り置きなど
電話連絡にてご確認頂いた上

お近くのカドヤ直営店にご来店下さいます様
お願い申し上げます。

皆様のご来店
心より、お待ちしております。


〈カドヤ直営店 お問い合わせ先〉
・カドヤ仙台店
・カドヤ東京本店
・カドヤ名古屋店
・カドヤ大阪店
・カドヤ福岡店


【原田】




2017-09-15 : プロダクツ :
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普段着の鹿シャツ

暖かい、というにはまだ少し気が早く
3月末日現在、東京では例年に比べ桜の開花がゆっくりで
満開の見頃にはもう少し時間がかかりそうですが
本格的な春の到来も間近な今日この頃です。

TH 2017 03 31 0001

日に日に暖かくなるこの季節に
肩ひじ張らず、リラックスして羽織れるシャツジャケットとして
春先のHF主力商品となっておりますのが、定番 HF-DEER MODEL です。


HF-DEER MODEL SERIES は
ライトなライディングウェアから
街着、部屋着など普段着として
幅広く併用して頂くことを前提に作られております。

TH 2017 03 31 0003

写真スタッフが着用しているのは
HF-DEER
・EARLY SPRINTER MD-1 です。

HF-DEER SERIES
FLAT TRACK RACER
EARLY SPRINTER
とは異なり
レギュラーカラー仕様で見た目もよりカジュアルに。
裏地、内ポケットなどを設け
実用性も兼ね備えたモデルとなっております。


体の動きに柔軟に応じてくれる
しなやかな鹿革のシャツジャケット。

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気軽に羽織って街を散歩したくなる一着です。



TH 2017 03 31 0007

こちらは私物のFLAT TRACK RACER BROWN です。

HF-DEER の魅力は
着始めからの馴染みの良さ、着心地のみならず
雰囲気のある独特の風合いを併せ持っていることです。

染料仕上げですので
着込むことでより一層味わい深く
鹿革素材の特徴が浮き出てまいります。




とにかく、一度羽織れば本当に馴染みがよく
着心地も良いので疲れ知らずです。

日常におけるほとんどの動作に対応してくれて
気付けば一日中着続けている、なんてことも。。。

暖かくなり、心もほぐれ開放的になるこれからの季節に、是非お勧めです。

TH 2017 03 31 0008


【原田】
2017-03-31 : プロダクツ :
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プロフィール

head factory

Author:head factory
創業1935年、日本の革ジャンメーカー浅草カドヤ。本社工場ザ・ヘッドファクトリーでは、職人それぞれが一人一着縫いにて既製品の製作、オーダーメイド、カスタム、リペア、そして製品管理を行なっています。
所在地:東京都台東区西浅草3-29-21 株式会社カドヤ本社ビル 6F/7F

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