1935年創業の日本の革ジャンメーカーカドヤ。本社工場ヘッドファクトリーから生み出されるプロダクト、オーダーメイド、リペア、カスタムの仕様や製作過程、レザーやライダースジャケットにまつわるエピソードなどを発信。「日本のものづくりと職人の拘り」を綴ったブログです。

青々と。

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こんにちは、原田です。

いよいよですね。
ゴールデンウィークがやってまいります。

暦通りであれば来週の水曜日からの連休ですが
早ければ、明日29日からの大型連休という方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

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桜の開花で春の訪れを知り
桜の花が散り終わると
今度は雨と晴天を繰り返し、そして気温も徐々に上がり
木々の葉は一機に青々と成長し始め
新緑の季節を迎えます。

「青々とした木々の葉、、」

緑色のものを青と表現することについて
以前よりずっと不思議に思っておりましたが
先日あるテレビ番組で、外国の方々が
「何故、日本では信号機の緑を青と呼ぶのか?」という疑問を抱いており
自分もその理由が気になり、その番組にクギ付けになりましたが

そもそも日本では古来、奈良、平安時代に
色を表現する言葉の種類が、黒、白、赤、青の四つしかなく
その四つで目にする全ての色を表現してきたそうです。

青りんご、青汁、青のり、などなど
現在でも、緑を青と表現していた頃の名残りは沢山あり
信号機も同じ理由から、とのことでした。

信号機の場合は
「青信号」と呼ぶことが法律で決められているそうです。
戦前の法律では「緑信号」と表現するように決められていたそうですが
多くの人々がその後も「青信号」と呼び続けたことから
戦後の法律で再度「青信号」と表現することに決められた、との事です。

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さて、こちらの花は
我が家の庭に毎年ゴールデンウィークの時期に
満開に花を咲かせてくるハナミズキの木。

ハナミズキは、秋には深い紅色の葉が美しい落葉樹ですが
花を咲かせるのは一年に一度、春の季節のみであり
庭に植えられている木々の中で
私が開花を一番楽しみにしている木でもあります。

暖かい春を感じさせてくれるこの木の花に
自ずと気持ちも開放的になり、ソワソワと活動的になります。


さあ
気になるのは明日以降
ゴールデンウィーク中の天気です。
気象予報によりますと
晴れの日が多く、気温も20度を上回り暖かくなる、そうで。
なかなか良さそうじゃありませんか~。

オートバイ、革ジャンが好きなライダーも真冬の寒さに耐えながら
暖かくなるこの春の季節を待ち望んでいたことと思いますので
そうなるともう、大人しくはしていられませんよねェ。


穏やかで清々しい気候

新緑の自然、オートバイ、革ジャン、仲間たちと
存分に向き合える時間がつくれるのは
やはり一年を通じて
ゴールデンウィークをおいて他にはありません。


皆さん、お出かけの準備は出来てますか!!

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【原田】

2017-04-28 : 未分類 :
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BOTTLE OPENER


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新年度がスタートした4月も残すところ10日ほど。

桜もほぼ散り、新緑のきれいな季節に入りました。


勝手なもので 桜が咲いたと浮かれ始め、散ってしまうと物悲しくなり
「うーん・・・やはり散り際が一番美しいなぁ・・・」

などと 花見を通し、毎年この時期になると同じ思いを繰り返しております。



そして毎回感じるのは「花見は意外と寒い・・・」

夕方になり冷たい風が吹き始めると、着ている革ジャンのフロントと袖口のZIPを全閉。

夜になれば「襟ボア外すんじゃなかった・・・」と後悔する事も・・

なので私にとってライダースジャケットは お花見マストアイテムの1つです。



もう一つ頼もしい必須アイテムがあります。 それは「栓抜き」

瓶のビールやコーラを飲むにしろ、コイツが無ければ始まりません。


いつからかは覚えていませんが、私の場合は鍵と一緒に常時携帯しています。


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そもそも 要るときに持参すれば良い訳で、わざわざ持ち歩く必要はないのでしょうが・・・

無いと落ち着かないのです。


フォルムや質感、重さなどに惹かれているのか??理由は定かではありませんが

気づくとコレクションが1つ、また1つと増えて行き・・・


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1個あれば十分なんですけどねぇ・・・困ったものです。


とは言え、最近は昔に比べ「栓抜き」の熱が少し落ち着いてきたなと思っていたのですが

また1つ新しいモノが増える事になりそうです。



ご紹介します。 KADOYA SENNUKI χ

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なかなか卒業できません・・・


【中村】


2017-04-21 : 未分類 :
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KADOYA Circuit Run

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4月1日、 

社長を筆頭にKADOYA一行で来たのは、
大洗サーキット!

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そしてライディングコーチ及び添乗員として
フリーランスライターのNandy小菅さんに駆けつけて下さいました。

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後方支援にEC事業部より後藤課長、
職人 星野さん中村さんによる
カレーライスにミニバーベキューの支給と
この上ない充実っぷり。

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前日までの雨天により、朝イチのウエットな路面を
ベテランのNadyさんが確かめます。

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企画、小谷

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本店スタッフの浅野

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職人、佐藤

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そして、もう一人のスペシャルゲスト 社長の長男
将太郎君!
ラスタカラーのレーシングスーツに身を包み
なかなかサマになっていました。

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ライディングも徐々に上手くなり、
期待のルーキー誕生です!

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本社工場パターンナーの神崎さん!
フルマラソンを走破してしまうポテンシャルの持ち主です。

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お疲れ様でした。経験を生かし、
次へのステップへ繋げていけたらと思います。

新年度スタートしましたね。

今後もKADOYAチーム一丸となり、
より良いモノ作りを目指します。


【牛坂】
2017-04-07 : 未分類 :
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RIVET

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<RIVET>= 足とフタを使い部品同士を固定する金属パーツであり、カシメとも呼びます。

あらかじめ穴を空けた部品同士を手打ちの道具や機械(プレス機)を使って接合します。


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材質が金属であり、これだけで十分な強度はありますが
ミシンを使用した補強のカンヌキと併用するケースもあります。

おそらく多くの人が一着は持っていると思われるデニムのジャケットやパンツの
ポケット付近で よく目にする仕様です。

負荷がかかる場所とは言え、一見過剰にも見えますが
強度に対して心配性な私にとっては この上ない仕様です。


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様々な場面で使われている このリベットですが、その中でも
特殊な条件ゆえに外注にてお願いしていたリベット打ちの作業があります。


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穴を空けずに硬質な材質である足とフタを、同じく硬質で厚物の素材に打ち込みます。

失敗は許されず まさに一発勝負。


その長年に渡りお世話になってきた熟練職人が昨年引退する事となり
技の伝承と共に見慣れない機械がカドヤに導入されました。


最強のカシメ役である電動マシンがこちらです。


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ロボットのような佇まいと一瞬で打ち抜く力強さと衝撃は
相当なインパクト・・・圧倒されます。


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先日 初めて作業に携わりましたが、足が震えるほどの緊張感を覚えました。

同時に今まで経験した事のない感覚であり、どこか高揚感を感じたり・・・


迫力のある光景をお見せしたいのですが、この機械を使いこなすには
相当な時間を要する事になりそうです。

なので このマシンの紹介は時期が来たら改めて・・と思います。



日の出も早くなり 日増しに暖かくなってきました。
春風が心地よく革ジャンをさらりと羽織り出かけたくなる

そんな季節ですね。


【中村】 
2017-03-24 : 未分類 :
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桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿

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こんにちは、原田です。

2週間程前に我が家の庭の梅の木に
花が咲きました。

待ち望んでいた、梅の花です。

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昨年のゴールデンウィークの頃
花が咲き終わった庭の梅の木を
バッサリと切り落としました。

両親が子供らの成長を願い
私が生まれて間もなく植えられたこの、梅の木

それから成長し続け
気付けば家の前の道路に枝葉が飛び出し
配達業者さんのトラックのボディーをガリガリ擦るまでに。。

庭からの眺めも、覆い茂った木と枝葉で
空が見えない鬱蒼とした小さな森のようで

一大決心
植木屋さんには頼まず
自分で切る事に。


切り始めて辺りがスッキリと明るくなるにつれ
気分も盛り上がり、一本、また一本と
しまいには
枝葉をほとんど切り落として丸坊主に。。。

「やっちまったか、、、」

と、少々後悔していたところに、家族が現れ、、

「なにしてんの!、、、切りすぎだろうが!!」

さんざん文句を言われ

切り落として地面に散らかった山盛りの枝葉を
脚立の上から呆然と眺め
後片付けする気力を失い
いじけて一服していると

今度は隣りのおばちゃんが出てきて一言

「あらあら、、、」

もうダメ出しはやめろ、と思っていたら

「スッキリしちゃって。。ずいぶんと精が出るわね。」

「切りすぎかと思って、、、」

「いいのよ、梅の木は。」
「昔から、桜の木切る馬鹿、梅の木切らぬ馬鹿っていってね.。」
「梅の木の枝は剪定した方がいいのよ。」

「ホホ~」

おばちゃんの神の一言で元気を取り戻しましたが

「余計な事ばかりして、肝心なことをしない、、っていう例えなんだってさっ。」

「、、、、」

「おれのことか、、、」

おばちゃんの鬼の一言で複雑な気分になり

またヘコみ。。。

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ですから
昨年、枝葉を切り落として
丸坊主の木にしてしまってからというもの
このまま木は腐り、二度と花は咲いてくれないのでは、、、
と、取り付かれたようにずっと心配していましたので

我が家の象徴ともいえる梅の木に
今年もかわらず芽が吹き
花が咲いてくれたので嬉しくて
ホッと、一安心です。

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さて、梅の木といえば

百花に先駆け
寒い中、いち早く春の訪れを知らせる木
だそうで

なるほど
子供の頃から無意識に我が家の梅を見続けてきたせいか
梅が咲く2月下旬から、桜が咲く3月下旬のおよそ1カ月間が
寒かった冬から暖かい春を間近に待つ
準備期間という感覚があるのですが


私の所有する革ジャンで例えるなら
着脱仕様の襟ボアを取り外す様子見の期間として
防寒着として冬の季節を楽しめる、最後の名残惜しい期間でもあります。

革ジャンのカッコ良さ、も様々ですが
私はムートン襟ボアとライダースの組み合わせが
荒々しい色気を醸し出していて好きです。

防寒着の機能として襟ボアはもちろん大活躍ですが
私は体の線が細く、首元が華奢なので
襟ボアが首元を包み込んでくれる安心感は
防寒目的よりも精神安定のための必需品だったりします。



桜咲く春の季節まで
もうしばらくの間、襟ボア仕様の革ジャンを
咲いた梅の花を眺めつつ
楽しもうと思います。

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【原田】

2017-03-03 : 未分類 :
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プロフィール

head factory

Author:head factory
創業1935年、日本の革ジャンメーカー浅草カドヤ。本社工場ザ・ヘッドファクトリーでは、職人それぞれが一人一着縫いにて既製品の製作、オーダーメイド、カスタム、リペア、そして製品管理を行なっています。
所在地:東京都台東区西浅草3-29-21 株式会社カドヤ本社ビル 6F/7F

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