1935年創業の日本の革ジャンメーカーカドヤ。本社工場ヘッドファクトリーから生み出されるプロダクト、オーダーメイド、リペア、カスタムの仕様や製作過程、レザーやライダースジャケットにまつわるエピソードなどを発信。「日本のものづくりと職人の拘り」を綴ったブログです。

オーダーメイド その 138

大阪店、常連様 Sさんよりご注文頂きました
オーダーメイドジャケットをご紹介致します。

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海外既製モデルP-RJ2001(B)をベースに表地素材をミンクルマットブラック
(通称オイル黒)にて、ご依頼されました。

この革は、古くから弊社の国内製品に仕様された革であり、
適度な厚みと表面強度の強さで実績のある革です。

馴染みが早く、独特のしなやかさがあり、
着易さにおいても定評があります。


今回のオーダーメイドジャケット。
各所にS様の拘りのカスタムが散りばめられています。

特徴的なフロントポケットは,
弊社の海外既製品SR-Fのフロントポケットのデザインを参考にされたそうです。


袖先は革リブからオーソドックスなライダースジャケットによく見られるzip付のテーパードラインへと変更。

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左袖肩に付く箱型ポケットには、
クラウンピンズを付ける台座を設けています。

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真っ黒なボディにトリコロールが映えますね~

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革ジャケットが丁度良い季節がやってまいりました。

徐々にですが、春めいてまいりましたね。  

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S様 お似合いです!

ご注文有難うございました。


オーダーメイドスペック/ P-RJ2001(B)
革/ミンクル マットブラック
ZIP/YKKブラック No7 No5
ボタン/ダール
取扱店/KADOYA大阪店


【牛坂】
2018-02-19 : オーダーメイド :
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再会

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こんにちは、原田です。

1月に降った大雪は東京で20cm程の積雪との事でしたが
川崎の自宅前は明らかに30cmは積もり
その後も連日の寒さ故、未だ雪は解け切らず

早朝のバイク通勤時は氷点下と、、、
「寒い!」 の上には、「冷たくて痛い、しびれる寒さ!」 があるのだなぁ。。。
と痛感している今日この頃であります。


さて今回のブログも毎度、私事で恐縮ですが
数年ぶりに再会しました TRIUMPH RACER について
お話しさせて頂きます。

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1969年式
TRIUMPH TR6R TIGER 650

元々は街乗り用として乗っており
今から23年前の24歳の時に手に入れた
初めてのTRIUMPH です。

あの当時は今ほどTRIUMPH の価値が高くなくて
良い時代でした。

バイクの量販店など無かった頃に
このバイクは、上野のバイクパーツ街で販売されており
今現在の約1/3~1/4の価格で購入できたんです。

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今から16年前に31歳でカドヤに入社し
数年後に、このバイクとは別の2台目
1950年式、TRIUMPH 6T THUNDERBIRDを手に入れ
クラシックバイクのレースに参戦しておりましたが、、、

なんせ1950年式ですから
毎度のレース参戦でかなり酷使し
あまりにもかわいそうになり

後年式のこのTR6R をレース車両にチューニングすることに。


鉄ヘッドの別体式エンジン、リジットフレームのTHUNDERBIRD から
アルミヘッドのユニットエンジン、スイングアームのTR6R に。

車両変更したからには 「超っ早!!のTRIUMPH 」 をコンセプトに

英国製のパーツには拘らず、とにかくエンジンから吸排気、ミッション、クラッチ
ブレーキ、フォークなど足回り、ハンドル、タンク、シート、、、

TRIDE MOTORCYCLES の大石さんと、どんどん盛り上がり

気付けばフレーム以外全て手が加えられることに。。。

そう、、フレームだけは手に入れた車両のままで、、
という私の願いで、なんとか生き残りました。

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仕上って変貌し、生まれ変わったTR6R は
見た目以上に走りが凄すぎて
未熟で練習不足の私には取扱いきれない程の「乱暴者」に。

それでも、このバイクで参戦してきた期間は
自身で製作したレーシングスーツを身にまとい
カドヤからも、参戦するたびにサポートして頂き
緊張感と共に達成感と喜びを感じ得た
充実した楽しい日々でした。

2014年12月、MCFAJ クラブマンロードレース第4戦の最終戦
決勝で転倒クラッシュし、マシーンにダメージを負わせてしまってから
修理をして再起に挑もうとしていた矢先
翌年からは、いろいろと諸事情により生活環境がそれまでと一変し

レース活動はおろか
傷ついたマシーンを直してやる余裕すらないまま
現在まで約3年の間、TRIDE で預かって頂いておりましたので

TRIDE の倉庫から店に移され
修理に取り掛かり
ポジションを決めるために店を訪れ
久々にマシーンと再会した時は
色々な事を思い出し
グッとくるものがありました。

自画自賛ですが
やっぱり惚れ惚れする良いマシーンでした。

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いつまたこのレーサーに跨って
TRIDE RACING TEAM のメンバー達と共に
レース参戦できるかは分かりませんが

このバイクが近くに戻ってきてくれることが
職人としてこれからも LEATHER WEAR をつくり続けていく上で
心の強い支えとなって、モチベーションを高めてくれる事と思います。


【原田】
2018-02-09 : 未分類 :
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VIEW

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2月に入りました。 かなり寒いです・・・

先週は今年初めての雪が降り 近所の公園も真っ白・・・ココ本当に東京ですか??といった光景。

「最強寒波到来!?」 や 数日前には都内で40数年ぶりの最低気温を記録したりと・・・

どおりで寒い訳です。


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バイクに取付ける サブのフューエルタンク。 何故 これが部屋に転がっているかというと

あまりに寒いので屋外の作業を敬遠してしまう・・・これも理由の1つ。


もう一つは 私の場合、新たに気に入った物を手にすると しばらく眺めちゃうんですね。

美しいフォルムだったり 質感。 おっ、こんな機能性も!!といった具合に

ソイツを眺めつつ 一杯やりながら悦に入る・・・なんて事がしばしば。



例を挙げるとキリがないのですが 大好きなブーツに関しては眺めるだけではなく
室内で数日は履いてます。

フローリングの床で「コツコツコツ・・」 下の階の人にとっては迷惑な話なので
早々に外履きへと切り替えますが

その後は下駄箱ではなく 目の届く室内の棚に配置。


お気に入りのジャケットに関しても クローゼットは使わず 壁に吊るします。
風通しが良く カビが生える事もありません。

いっそ飾るならハンガーなどのアイテムにも拘りたいですね。

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こんな具合に 気に入った物があると手元に置いて眺めたいという傾向が昔からあります。

自転車は部屋に持ち込むことが出来ますが、車やバイクとなると ちょっと無理な話・・・

そうなると理想は やはりガレージのある生活。 憧れます。


ん!? 電車や大型の飛行機や船などは 手元に所有できないからこそ
ロマンを感じるところもあるのかな?? と思ったり・・・


さて、サブタンクは いつまでも眺めていても仕方がないので そろそろ本来あるべき所へ。

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【中村】







2018-02-02 : 未分類 :
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2018 WINTER BARGAIN 2nd stage 終了!


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有り難うございました!!


【市島】
2018-01-26 : 未分類 :
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マスクマン

おかげ様で今年も無事に新しい年を迎えることができました。

歳の始めにはやはり今年の目標を、、
仕事に対する姿勢に立ちかえるのですが、
思えばボクはこのパターンナーという面白くて仕方ない仕事を
望んでKADOYAに入社したわけではありませんでした。

21歳の時、手に職をつけたいと
職人を希望してこの会社に採用して頂きました。

しかし、会社では様々な事態が劇的に流れ、
新入社員のボクは在職しながら、服飾学校に通い、
KADOYAのパターンナーを任されるようになっていきました。

はじめてお客様のフルオーダーのパターンを手掛けたのは、
それから約一年後だったと覚えています。

運よく納品時に立ち会ったボクは
緊張しまくりで震えていたのを記憶しています。

20180119

以降、お蔭さまでフルオーダーのパターンを
数多くここで作らさせて頂きました。
仕事を通じて幾多の達成感、充実感を感じてきました。

改めて、機会を与えてくれたお客様と当時の社長に
感謝したいと思います。

ふと考えると、初めて型紙を作ったのは、、、

そう、 あれは小学校5~6年の時だったと思います。
時は空前のプロレスブーム

ボクが魅かれたのは何故かマスクマン。
レスラーの中ではスターオブスター「ミル・マスカラス」
技の美しさもさることながら
被っているマスクも秀逸でした。

あのマスクを作りたい!
と思い立ったボクは、
自分の頭囲を計り、
雑誌の写真から片側2面パターンという構成を再現し、
失敗に失敗を重ねてオリジナルパターンを作ったのを覚えています。

ミルマスカラス マスク原型

母がKADOYAの下職をしていた経緯から、
運よく弊社の革が調達できました。

贅沢なことに装飾パーツは本革を使用したマスクを作りました。

kazu

ボクが行ったのは、採寸と型紙作製。 
母が裁断、縫製を担当しました。

今考えれば、現在やっている仕事そのものです。

ミルマスカラスのマスクを被りたい!

という一心で作ったボクのパターン処女作は
紛れもなくあのマスクでした。 

良くも悪くも慣れというものが
自分を鈍感にさせてしまいます。

純粋だった頃の自分を忘れかけていましたが、
マスクマンに心が洗われた一年の始まりでした。


【牛坂】
2018-01-19 : 未分類 :
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プロフィール

head factory

Author:head factory
創業1935年、日本の革ジャンメーカー浅草カドヤ。本社工場ザ・ヘッドファクトリーでは、職人それぞれが一人一着縫いにて既製品の製作、オーダーメイド、カスタム、リペア、そして製品管理を行なっています。
所在地:東京都台東区西浅草3-29-21 株式会社カドヤ本社ビル 6F/7F

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